現在のソースコードは使い捨てではありません。ある機種で開発したものを、次の機種に、さらにその次の機種に・・・多くの人の手で、追加・修正されたソースコードは、いつの間にか品質が低下し、手に負えない状態になっていることもあります。
そのような状況に陥った場合、モデルでの再構築を行うという方法もありますが、再構築にかかるコストやリスクを考えると、なかなか手が出ないケースも多くあるでしょう。
そうなると、既存のソースコードの状況を判断し、手を入れるところには手を入れて、維持可能な状態まで改善し、その状態を持続していく必要があります。
ソースコードをよい状態のまま維持していく。そのためには、人間と同じように定期的な健康診断が欠かせません。「eXquto」はソースコードの品質診断のためのツールで、人の健康診断のように具体的に何がどう悪いのかを教えてくれます。
本トレーニングでは、eXqutoを使って、実際にソースコードの状態を確認し、品質改善にどうつなげていくかをトレーニングします。
- 「eXquto」の診断結果を使って、品質改善につなげることができるようになります
対象者 | 組込みソフトウェア開発に直接的・間接的に携わる人 品質改善に責任のある人 |
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受講前提 | 特にありません C言語の知識があれば、スムーズに演習に取り組むことができます |
必要時間 | 3時間 |
形式 | eXqutoを使います 適宜グループディスカッションを行います |