![「モデリング」導入によるアーキテクチャの確立【エクスモーションの「モデリング」施策】下流工程が整理できた組織では、上流工程からの抜本的見直しに着手します。下流工程の整理整頓では解決できなかった問題を、上流からアーキテクチャを見直すことで解決していきます。ここで、アーキテクチャを確立することにより、効率的に特定製品を開発することが可能となります。](img/modeling/graf_model.gif)
下流工程が整理できた組織では、上流工程からの抜本的見直しに着手します。
下流工程の整理整頓では解決できなかった問題を、上流からアーキテクチャを見直すことで解決していきます。
ここで、アーキテクチャを確立することにより、効率的に特定製品を開発することが可能となります。
下流工程の整理整頓では解決できなかった問題を、上流からアーキテクチャを見直すことで解決していきます。
ここで、アーキテクチャを確立することにより、効率的に特定製品を開発することが可能となります。
アーキテクチャを確立する際には、「モデリング」の導入が有効です。「モデリング」を導入することで、上流からの品質の作り込み、および開発メンバー間でナレッジの共有が可能となります。対象システムの性質にもよりますが、モデリング言語は、開発全般を通じては「UML」が、制御システムの設計については「Simulink」が活用できます。
開発の中心となる、アーキテクチャを定義します。
「モデリング」によって、様々な側面の設計指針を可視化し、本来あるべきアーキテクチャを獲得します。アーキテクチャにより、製品の利用者品質だけではなく、開発者品質も作り込み、製品のライフサイクルにおいて保守性を高めます。
開発全般において「モデリング」を行うことで、上流から段階的に品質を作り込んでいくようにします。
上流から「モデリング」を適用することで、工程ごとに適切な確認ができ、不具合の早期対応が行いやすくなります。また、品質が確認された成果物は、後工程で使える成果物となります。
いままでは検討結果だけを文書化していたのを、「モデリング」により、問題の仕組みや検討過程を可視化し、組織のナレッジとして共有します。
「モデリング」により設計を可視化し、他者に伝えやすい形式で資産化します。そのモデルが共有されることで、開発においてナレッジの再利用ができます。また、ナレッジを他者が見ることで、人が育つことが期待できます。コミュニケーションの場面では、問題全体が見渡せ、複雑な問題を抽象化したモデルがあれば、本質的な議論が行いやすくなります。