『「UML」+「オブジェクト指向」モデリング』によるMBD(モデルベース開発)を開発現場に定着させるノウハウ

『「UML」+「オブジェクト指向」モデリング』によるMBD(モデルベース開発)を開発現場に定着させるノウハウ|solution of eXmotion

『「UML」+「オブジェクト指向」モデリング』によるMBD(モデルベース開発)を開発現場に定着させるノウハウ

『「UML」+「オブジェクト指向」モデリング』によるMBD(モデルベース開発)を開発現場に定着させるノウハウ|なぜ、開発現場に定着するのが難しいのか?

前述にもある通り、UMLが正式に標準化されて14年もの歳月が流れていますが、開発現場に定着しているとは言えません。なぜ、このような状況に陥っているのでしょうか?

『「UML」+「オブジェクト指向」モデリング』によるMBD(モデルベース開発)を開発現場に定着させるノウハウ|初心者が自己流で超えられない壁

長年、手続き指向で開発を続けていた人が、いざ、オブジェクト指向で開発しようと思っても、なかなかその"手続き的な発想"から切り換えることができ ません。

例えば、下図の左側のモデルは、"手続き的な発想"のまま作られたクラス図です。一方、右側のモデルは、オブジェクト指向的な発想にのっとって作ったモデルです。この二つのモデルの違いは、時間経過により変わるものと変わらないものを区別して分離しているかどうか、という点です。組込みシステムでは"ハードウェアや制御方法"は変化しやすく、その"システムが達成するミッション"は、あまり変化しません。自動販売機で言うと、"商品販売"という仕事がそれにあたります。

しかし、なかなかここにフォーカスしてモデルを作るのは難しいようです。

『「UML」+「オブジェクト指向」モデリング』によるMBD(モデルベース開発)を開発現場に定着させるノウハウ|なぜ、開発現場に定着するのが難しいのか?

『「UML」+「オブジェクト指向」モデリング』によるMBD(モデルベース開発)を開発現場に定着させるノウハウ|良いお手本が現場にない

これは、よい"お手本"が開発現場に存在しないことが一つの原因と言えます。組込みの開発現場は、開発そのものが企業独自のノウハウであり、競争力の源泉となっています。そのため、いくらいいモデルができたとしても、外部には公開しません。その結果、たまたま良いモデルを作れた企業はどんどん良い方向へ、そうでない企業は、モデルから離れていく、といった二極化が起こっているのです。

『「UML」+「オブジェクト指向」モデリング』によるMBD(モデルベース開発)を開発現場に定着させるノウハウ|良いお手本を使って人材を育成

「良いお手本を見て理解を深める」「開発の実践以外にモデルを書く機会を増やす」「繰り返しモデルを書く」ことが、モデリングスキルを向上させるために必要です。そのようにしてスキルのある人材を増やすことが、開発現場への定着につながるのです。

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