皆さんの組織ではUSDMを導入した目的が果たせているでしょうか?「関係者からの要求を適切に表現したい」、「抜け漏れや矛盾のない仕様を記述したい」、「継続的な派生開発で仕様を共有できる資産としたい」。導入時には様々な目的があったかと思います。しかし、いざUSDMを書き始めると、各階層の抽象度や要求の粒度をどれくらいにするのか、仕様をどの程度詳しく記述するのかなど、書き手の苦労は絶えません。構造が整理されておらず、記述が上手く書けていないUSDMでは、上述の目的が果たせず、読み手が苦労するばかりです。
USDMを導入して作成・レビューを繰返していくと、ただUSDMで書けば良いわけではなく、マナーを意識しないと現場で使えるUSDMにならないことに気が付きます。
USDMを書くスキルを向上させる方法は色々ありますが、現場で書いたUSDMの良し悪しをリーズナブルに判断できる方法はあまりありません。コンサルティングサービスを受ければ現場の問題に合った指導を直接受けられますが、費用が多くかかってしまいます。
書籍やセミナー、トレーニングサービスによる学習は比較的安価ですが、一般的な知識しか得られません。
![エクスモーションが培った『USDM』のノウハウに基づき、お客様がUSDMで作成された「要求仕様書」の内容を評価し、改善点をレポートいたします。|とはいえUSDM を書くスキルを磨くのは色々大変・・・](img/yokyu/aset1.png)
当社のUSDMアセスメントサービスでは、お客様が作成されたUSDMの内容を評価し、改善点をレポートいたします。当社がこれまでに培ったUSDM作成・レビュー経験から、「より良いUSDM記述とは何か?」「どうすれば、USDM記述の品質を向上できるのか?」という観点を体系化したアセスメントルールを構築しました。
例えばUSDMの要求には、その要求が求める範囲が記述されている必要があり、またさらに下位の要求、あるいは仕様の記述内容がその範囲と漏れなく一致している、といったUSDMの階層構造に基づいた「完全性」の確認など、6つのゴールの観点から、網羅的に全50個以上の項目を確認いたします。
USDM作成経験が豊富なアセッサーによるレポートから、お客様ご自身では見つけにくい改善点、気づきをご提示することができます。
![エクスモーションが培った『USDM』のノウハウに基づき、お客様がUSDMで作成された「要求仕様書」の内容を評価し、改善点をレポートいたします。|そんなあなたに最適なのはeXmotion のUSDM アセスメントサービスです](img/yokyu/aset2.png)
![エクスモーションが培った『USDM』のノウハウに基づき、お客様がUSDMで作成された「要求仕様書」の内容を評価し、改善点をレポートいたします。|サービスの流れ→お問い合わせ&USDM記載量のご提示→期間・料金のお見積り→機密保持契約締結&ご注文→USDM・関連資料のご送付→アセスメント結果の送付](img/yokyu/aset3.png)
お問い合わせ、見積もりのご依頼を受けた後、USDMの記載量に基づきお見積りいたします。ご注文頂き、お客様が作成したUSDMや設計文書などの関連資料を受領してから、最短1週間※でアセスメント結果を送付いたします。お客様のご要望に応じて、お客様先に訪問してアセスメント結果を直接ご説明することも可能です。
※USDM の記載量に応じて送付までの時間は変動いたします。
アセスメントレポートには、「総合評価」と「フィードバック」があります。
総合評価は、実際に書かれたUSDMの傾向が分かります。例えば、仕様はSpecifyできているが、要求と仕様の関係が不整合となり「一貫性」がないような傾向や、要求の範囲が曖昧で、仕様のモレが考えられるような「完全性」「非曖昧性」の傾向など、USDMのマナーに対する傾向が把握できます。
フィードバックは、具体的な箇所に対する改善例を提示しますので、どのように記述すると良くなるのかイメージが掴めます。
このように、全体の傾向を把握し、具体的な改善に取り組むことで、USDMで狙っている仕様のモレやミスが見つけやすくなり、開発の手戻りを無くすことができます。
![エクスモーションが培った『USDM』のノウハウに基づき、お客様がUSDMで作成された「要求仕様書」の内容を評価し、改善点をレポートいたします。|USDM アセスメントレポートのイメージ](img/yokyu/aset4.png)
まずはUSDM のマナーを習得したいというお客様には、座学と豊富な演習問題によって効率的に学習が可能な「USDM 入門/実践トレーニング」をご提供しております。