図3は、「車両盗難防止システム」の要求に基づき、システム構成をSysMLのブロック定義図を使って表現したものです。この図からは、このシステムが、ボデー、エンジン制御、メーターといった既に存在する構成要素と関連して成り立っていることが分かります。
図4は、「車両盗難防止システム」の内部の構成要素を表したものです。今回は「キー照合」「自動施錠/解錠」「イモビライザー」などといった機能と、それをユーザに伝える「警告」とそれの詳細である「振動検知」「衝撃検知」、別の通知手段である「ユーザ通知」が構成要素となります。
![SysMLブロック定義図(BDD)で「論理アーキテクチャ」を構成する|SysMLブロック定義図(BDDパッケージ):システム概要(車両盗盗難防止システム)車両所有者(actor)-車両盗難防止システム(ブロック定義)⇒メーター(ブロック定義)/キー(ブロック定義)/ボデーECU(ブロック定義)/ドア(ブロック定義)/エンジンECU(ブロック定義)~SysMLブロック定義図(BDDブロック定義):車両盗難防止システム(論理構造)車両盗難防止システム(ブロック定義)⇒自動施錠・開錠(ブロック定義)/キー照合(ブロック定義)/イモビライザー(ブロック定義)/ユーザ通知(ブロック定義)/警告(ブロック定義)⇒異常振動検知(ブロック定義)/衝撃検知(ブロック定義)](img/system/zu34.png)