エクスモーションでは、ここで言う「使えるドキュメント」のことを「解説書」と呼んでいます。
「解説書」とは、開発対象にとって重要なポイントを分かりやすく伝えるドキュメントの総称です。
解説書は、その目的や読者により、複数のドキュメントで構成されます。下図はその一例です。
解説書全体として記載する内容は、ユーザーズマニュアルレベルの要求仕様と、その実現手段であるソフトウェア構造やソースコードとを段階的に結びつけるものであり、開発対象によらず共通です。
しかし、ドキュメントの構成、各ドキュメントの記載内容や記載方法は、それぞれ異なります。
「解説書」に書かれる内容は、その製品の特徴であったり、背景となっている仕組みの解説が中心となります。それらは、一度作成すれば、長い間参照されるものとなります。そのため、一度作ることに大きな意味があるのです。